遠州ひとりごと　～日本でも中国茶三昧～

昨日は本当に貴重な経験を積ませていただきました。

こちらのサミットでお茶の試飲を呈茶すると言うお仕事をいただいたんです。

話はこのブログをご覧いただいた関係者からのメールから始まりました。
すごいですね。今の時代。ブログでお仕事いただけるなんて。

とはいえ、私の強みは杭州に住んだ経験があり、杭州市のことを知っていることくらい。
お茶に関してはまだまだ勉強中。加えて、大人数に呈茶なんて初めてなので、不安を持ちつつご依頼を受けました。

結果・・・日本茶インストラクターの皆さんのこれまでのノウハウに助けられて、なんとか乗り切ったという感じです。

お仕事の場所はホテル九重のサミット会場の窓際。


こんな素敵な浜名湖の風景が一望できる一等地です。


会場までの廊下には各湖のパネル展示

やっぱりこの風景に懐かしさを覚えます。

杭州市にすんでいたときは頻繁に訪れていた湖です。もうあれから５年。早いものです。

私が担当したのはやっぱりこのお茶

龍井茶です。渋みが出にくい釜煎り緑茶なので、大量に一度に作ってサーブするという方法で乗り切らせていただきました。
現地では耐熱のガラスコップに茶葉を入れっぱなしにして飲むようなお茶なので。

お湯の量と、茶葉の量はきちんと量ったけど、やっぱり抽出時間やちょっとしたお湯の温度で微妙に味が変わります。
大人数（１６０名ほど）に短時間（休憩時間の１５分）に出すというお仕事だったので、味を一定にというのがなかなか困難でした。

龍井茶のこと以外に、杭州市の立地（場所ってどの辺？上海から日帰りで行けるのー？、蘇州の近く？等）、西湖のこと（蓮のお菓子に興味をもたれた方に、西湖の蓮は綺麗で有名なんですよー。と伝えたり）、他のお茶のこと（おれ、一葉茶毎日飲んでるよー。）などなど・・・。
結構色々質問されたり、会話されたりしたので、杭州に住んでいたことも、中国茶で学んだことも会話では活かせてよかったんじゃないかなー？と思っています。

他のお茶も豪華でした！！



日本のお茶は数種類ありました。これを日本茶インストラクターの方は急須で丁寧に淹れて呈茶。
連係プレーでテキパキこなされていて、さすが！！と感心しました。


こんなお茶も少量お持ちくださいました。休憩時に少し飲ませていただけたのですが、本当においしかったです


台湾の日月潭といえば、もちろん紅茶。台茶１８号（紅玉紅茶）です。
シナモンやミントなどに例えられる香りを持つ紅茶。
特徴がよくわかる紅茶でした。おいしかった～

お茶好きとしては、これらのお茶が試飲できるだけで素敵なサミットです(笑）

あ、もちろんサミット内容も充実していて、ふむふむと聞いていました。
私たちは第一部の後の休憩時間まででお仕事終了だったので、後半は聞くことができなかったのですが、第一部の「湖×アクティビティ」は観光客として行くのにどれも魅力的と思える活動内容の発表だったので、興味津々。

浜名湖や西湖のアクティビティは経験したことがあるものばかりだったので、うんうん、と聞いていたのですが、台湾は行ったことがないので更に興味をそそられました。

帰りにはこちらの前でインストラクターの皆様と記念写真。

直虎パネル
ブログに載せられないので、写真は無人ですけどね

いろいろ勉強になったし、自分自身のスキルアップにもなったと思います。
素敵な経験でした