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中国茶はる
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2020年08月31日

湧き水 水道水 外国の水 で お茶の飲み比べ

せっかく湧き水を汲んだので、同じ茶葉で味が変わるか飲み比べしてみました。

湧き水 水道水 外国の水 で お茶の飲み比べ
うちには評茶杯はないので、普通に揃いの茶器で。
講座用に購入した一人用ガラスポット。
並べると可愛いし、水色も見られるからこれにしました。

お水は5種類
湧き水(浜松 二ヵ所 新城市 二ヵ所)と、外国の水(コントレックス)
写真にはないのですが、あとで水道水でも淹れて飲んでみました。

ちなみに湧き水の軟水の度合いとPHは息子の実験キットで調べ済み。

キットの数値では・・・
硬度・・・数字が小さいほど軟水 100以下で軟水
PH・・・7が中性 数字が小さいと酸性 大きいとアルカリ性

浜松A 硬度 50  PH 8
浜松B 硬度 50  PH 7
新城A 硬度 100 PH 6~7
新城B 硬度 0~50 PH 8
コントレックス 硬度 300(硬水) PH 8
浜松水道水 硬度 50 PH 8

数字だけの羅列ではわかりにくいかもしれませんが、要するに日本の水は全て軟水です。
多少の数値の違いで確かに多少味は違いますが、どれもおいしい。
コントレックスだけ硬水なので、ちょっと飲みにくいかな。(私の感覚だと、のどにひっかかりがあり、後味で何かが舌に少し残る感じ。)

今回は凍頂烏龍茶を淹れて実験。
同じ茶葉の量、同じお湯の量、出来るだけ同じ温度、同じ時間で淹れました。

・・・というのも、いろいろな水で飲み比べるのってはじめてやってみたのですが、お湯を沸かすのを5回するわけです。
5回!!!
それだけでタイムログが。

できるだけ沸かしたてでお茶を淹れ、時間を計っている間に次のお湯を沸かし・・・
ってやっていたら、タイマーがなって、わぁ、もう茶葉を引き上げる時間だ!!と思っていたらお湯が沸いて・・。

と、なんかあたふたと実験しました。
なので、実際に飲み比べするときには出来たお茶の温度も差が生まれていて・・。うーん、完璧な比較は難しい。
一応、完璧に比較しようと冷ましてからも飲み比べしてみましたが・・。



で、まずは結果。
水色は一目瞭然。わかりやすい。
湧き水 水道水 外国の水 で お茶の飲み比べ
硬水だけ濁っちゃいました。(一番右)

では、味。
浜松A うん、おいしい!!
浜松B うん、おいしい♪
新城A  うん、おいしい。
新城B うん、おいしい

全部おいしいにやり比較実験になってる???汗

コントレックス あ!!これは味が違うね。なんか渋みが少ない?でも後味が水のときに感じたあの味だなぁ・・・。お茶じゃない味がする。

そんな感じ。
軟水のお茶はかすかには違うものの、大きな違いは分かりにくい。


すごーくすごーく神経をとがらせて、冷めたお茶で再度飲み比べしたら、私は浜松Aが一番好きかなぁと感じました。
新城Bはお水で飲むとすっごい飲みやすくて癖がないんだけど、お茶にすると成分出すぎる??
硬度が高いほうが渋みが少ないように思うので、渋みをあまり重視しない中国茶では柔らかすぎるのもダメなのかもしれません。
ということで、個人的に一番気に入ったのは浜松Aのお水。

・・・あれ?これ、水道水とほぼ数値一緒じゃん。
ここで疑問に思った私は水道水も試してみたのですが・・・うん、水道水もおいしい(笑)
あれ?単に飲みなれた味だった?
カルキ抜き出来れば水道水もばっちりおいしいにっこり
水道水が飲める日本に感謝です(笑)
あ、でも沸騰させすぎて空気が含まれない水でお茶を淹れるのはダメですよ。(中国で習った知識です。)

そういえば、中国で飲んでいて「うまい!!」と絶賛していたお茶を日本で淹れたら「あれ?」と思ったことがありました。
逆に中国ではそれほど・・と思っていたら日本で「うま!!」と思ったお茶もありました。

中国ではそれほど・・と思っていたお茶は、経年で熟成されていた可能性もあるので一概に水のせいとは言えないのですが・・。
でも水ってやっぱりお茶の味にすごく影響するなぁと思いました。

そして発見!!
あまりに軟水過ぎても成分出すぎて香りたたなくて、中国茶としては今一歩な感がありました。
最近はイベントでお茶を提供することがありませんが、もし今後そういう機会があったら超軟水の水を使うのはやめよう!
(すべて個人的な感覚です。お茶は嗜好品ですからね。渋いお茶が好みの方もいるし。ちなみに私は渋いお茶が苦手な人です。)


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